第67回 全日本総合選手権大会

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12月8日(日) 決勝の見どころ

明日のみどころ

男子シングルス
全日本総合6連覇の大記録に挑む日本ランキング1位の田児賢一(NTT東日本)と初の決勝進出を果たした日本ランキング4位の上田拓馬(日本ユニシス)が対戦する。埼玉栄の先輩後輩であるこの2人。先輩の上田は2010と2011の準決勝で後輩の田児に敗れている。
準決勝では田児が急成長を見せた桃田賢斗(NTT東日本)を危なげない展開で下せば、上田は日本男子シングルスの第一人者である佐々木翔(トナミ運輸)の強打を粘り強くリターンし、チャンスで決めて勝ち上がった。
田児の圧倒的なスピードとテクニックに対して、「ディフェンス面での自信をつけてきた。」という上田が我慢のラリーでどう対抗するか注目だ。




女子シングルス
日本ランキング1位、昨年準優勝の三谷美菜津(NTT東日本)と大会6回目の優勝を狙う日本ランキング2位の廣瀬栄理子(ヨネックス)が対戦する。
廣瀬は準決勝でヨネックスオープンジャパン日本人初優勝を果たした勢いのある山口茜(勝山高校)をストレートで下し、一方の三谷は昨年の決勝戦で敗れた今別府香里(ヨネックス)をファイナルゲームで制し、雪辱を果たした。昨年逃した栄冠をなんとしても手にしたい。
ともにスピードを持ち味にしており、スピーディーなラリーになることが予想される。最後までスピードを維持し、我慢強くラリーし、気持ちを切らさないことが勝利へのカギになるだろう。




男子ダブルス
日本ランキング1位の早川賢一/遠藤大由(日本ユニシス)と日本ランキング2位の平田典靖/橋本博且(トナミ運輸)が対戦する。このカードは総合の決勝で3回目、2011年は平田/橋本、2012年は早川/遠藤にそれぞれ軍配が上がっている。
早川/遠藤は全英オープン、中国マスターズで準優勝と世界で実績を残しており、充実した一年になっている。一方の平田/橋本は本大会3連覇を達成しており実績、経験ともに申し分ない。9月の全日本社会人では優勝を果たし、好調である。
強打を武器にする平田/橋本とテクニックとスピードを武器にする早川/遠藤、世界レベルの試合になること間違いなし。




女子ダブルス
日本ランキング1位の髙橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)と日本ランキング7位の樽野恵/新玉美郷(NTT東日本)が対戦する。9月の全日本社会人の準決勝で対戦しており、10本、13本で髙橋/松友が勝っている。
髙橋/松友はシンガポールオープン準優勝、ヨネックスオープンジャパン3位、全日本社会人優勝と国内外で安定して成績を残しており、世界ランキングも4位と名実ともに日本トップのペアと言える。松友が絶妙なレシーブ、ドライブで前衛に入り、髙橋のスマッシュの得意のパターンで攻め立てる。準決勝では三木佑里子/米元小春(北都銀行)を寄せ付けないラリーで下し、3連覇に死角なし。
一方の樽野/新玉は個々の強烈なスマッシュだけでなく、ジャンプしてのスマッシュ連打が持ち味。攻撃力に定評のある前田美順/垣岩令佳(ルネサス)に準決勝で打ち勝ち、勢いがある。全日本社会人で悔しい思いをさせられ、リベンジに燃えるこの2人が気迫あふれるプレーで初優勝を果たしてくれるのを期待したい。




混合ダブルス
日本ランキング1位の早川賢一/松友美佐紀(日本ユニシス)と日本ランキング2位の嘉村健士(トナミ運輸)/米元小春(北都銀行)が対戦する。全員が男子、女子ダブルスでベスト4に入っており、ダブルスのスペシャリストであることは言うまでもない。
昨年優勝で連覇を狙う嘉村/米元だが、「チャンピオンという気持ちではなく、挑戦者として臨みたい。」というように若さと勢いが持ち味のこの2人。準決勝で若手期待の井上拓斗/髙橋礼華(日本ユニシス)をストレートで破った躍動するプレーに注目してもらいたい。一方の早川/松友はナショナルメンバーとして海外を転戦し、世界ランキング20位。相手をうまくかわしながら素早く前衛に入り込む松友、どんな体勢からも質の高いショットで攻撃に持ち込める早川。準決勝では同じくナショナルメンバーである橋本博且(トナミ運輸)/前田美順(ルネサス)をそのコンビネーションと連続攻撃で下し、好調と見える。