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OSAKA INTERNATIONAL CHALLENGE 2013


OSAKA INTERNATIONAL CHALLENGE 2013
4月3日(水)~7(日) 大阪府守口市

4月5日 観戦記


 大会3日目、各種目の2回戦及び準々決勝が行われます。
 先ずは女子シングルス2回戦のレポートから。

2回戦

女子シングルス
土井杏菜(ヨネックス)2(18-21、21-14、21-14)1大堀 彩(富岡高2年) 
試合時間: 0:57
 
第1ゲームは一進一退の攻防が続き、得点差も1、2点での推移しました。そんな中、勝負どころの14-13から抜け出したのが大堀選手。要所でのポイントをつかみ取り、18本で第1ゲームを先取します。その試合運びに、彼女の非凡さを垣間見たように思いました。
しかし勝負はそんな容易に決まるものではありませんでした。
第2ゲームになると、土井選手は冷静に大堀選手の球筋を読み、プレッシャーをかけ始めました。一方、大堀選手にミスが出始めました。ラリーを支配しながら、ここで決めればという1本でミスショットを犯し、失点を重ねてしまいます。その連鎖を最後まで断ち切ることができませんでした……。
大堀選手:「第1ゲームは良い戦い方ができました。第2ゲームになって、最後の1本をもっと丁寧に打たなければいけなかったと思います。精神面でもっとタフになることが課題です」

山口 茜(勝山高1年)2(21-16、21-16)0 楠瀬由佳(北都銀行)
試合時間:0:35

注目の若手がアップセットを起こしました。第1ゲーム序盤は楠瀬選手が10-6とリードします。しかしここから山口選手、一気の7連続得点。14-10と逆転に成功すると、このアドバンテージを守り切り、第1ゲームを先取しました。第2ゲームは逆に山口選手が先行します。追いかける楠瀬選手。中盤、14-15と一旦は逆転したのですが、そんな状況でも山口選手は落ち着いていました。その後の失点を1点に抑え、山口選手の勝利となりました。

 他に今別府香里選手(ヨネックス)、打田しづか選手(日本ユニシス)、後藤愛選手(NTT東日本)らが準々決勝へ勝ち進みました。

男子シングルス
池田雄一(日本ユニシス)2(21-14、21-15)0 ゴー・ギャップチン(MAS)  
試合時間:0:50
1回戦で第1シード、武下利一選手(トナミ運輸)を破った池田選手。今日の試合では揺るぎない試合巧者ぶりを発揮しました。けっして攻め急ぐことなく、丁寧に球を繋ぎ、チャンスとみるや果敢に攻め込む。中盤までは競っていても、そこから抜け出す際のペースアップの切れ味には心憎いところがあります。

 竹村純選手(JR北海道)、古財和輝選手(龍谷大職員)、銭谷翔選手(トナミ運輸)、西本拳太選手(中央大1年)らも勝ち上がりました。

女子ダブルス
ジュニアの、或いは母校の後輩たちのチャレンジを受けることが、何気に試練であることを証明したのが、女子ダブルス2回戦でした。

三木祐里子&米元小春ペア(北都銀行)2(13-21、21-12、21-16)1 志田千陽(青森山田高1年)&清水望(大宮東高2年) 
試合時間:0:48

第1シード、まさかのワンゲームダウンです。しかし、志田&清水ペアのプレイを評価するべきでしょう。勇気を持って臆することなく向かって行くプレイに、三木&米元ペアは完全に押されていました。それでも第2ゲームに入ると、三木&米元ペアが本領を発揮しだしました。このペアは多少のミスも恐れず、果敢に攻めている時こそ強い。
続く2ゲームは、そんな三木&米元ペアの"らしさ"が出ていました。

市丸美里&田中志穂ペア(法政大3年)2(21-17 19-21 22-20)1 柏原みき(園田学園高3年)&永原和可那ペア(青森山田高3年)
試合時間:0:55

2011年大会の女王ペアが絶体絶命まで追い込まれました。市丸&田中ペアは青森山田高卒です。前日、後輩のチャレンジをやや不安視していたことが現実となってしまいました。こちらは三木&米元ペアとは逆に、第1ゲームを取れたことで、隙が生じたか? 第2ゲームになると柏原&永原ペアのアタックをまともに受けてしまいました。ゲームタイとなった時には、ペースは高校生ペアにあったと思います。それを最後は22-20、延長の末に薄氷の勝利です。

 新玉美郷&樽野恵ペア(NTT東日本)、江藤理恵&脇田侑ペア(岐阜トリッキーパンダーズ)、松尾静香&渡邊あかねペア(NTT東日本)、土井杏奈&内藤真実ペア(ヨネックス)らも準々決勝進出です。

男子ダブルス
こちらは出場ペアのほとんどがジュニア勢。実力伯仲で、接戦が多数見られました。そんな中でシニア世代の2つのペアが存在感を発揮しました。

黒瀬尊敏(和歌山県協会)&銭谷翔(トナミ運輸)ペア 2(21-12、21-12)0 スー・シャオウェン&ヤン・チーシュン(TPE)
試合時間:0:25

数野健太&山田和司ペア(日本ユニシス)2(21-14、21-8)0 五十嵐 優(埼玉栄高2年)&下農 走(東大阪大柏原高2年)ペア
0:25

 この後、準々決勝が行われます。

混合ダブルス
ドローは24。日本勢は全て2回戦で姿を消しました。驚いたのは、東南アジア諸国のジュニアたちの混合ダブルスの上手さです。フォーメーションやローテーションなど、基本的なことが既に身についています。その差は歴然で、故に日本勢は苦杯をなめることとなりました。



準々決勝

男子シングルス
池田雄一(日本ユニシス)2(21-5、21-17)0 シットヒコム・タンマシン(THA) 
試合時間: 0:39

午前中のマレーシア、そして準々決勝でのタイの選手と、若手を一蹴した池田選手。その戦いぶりは熟練の妙でした。
「ここまでたくさん負けて経験を積んできましたから(笑)。若い選手の場合、僕らシニアの試合じゃあ、絶対にミスしちゃいけない場面で、ポロッとミスショットしてしまうんです。僕もそうでしたけど。その分、楽ですよね。ベスト4には古財君や竹村さんたちに混じって、若い西本君も調子が良さそうです。おじさんたち、負けるわけにはいきませんよね(笑)」

古財和輝(竜谷大職員)2(21-8、21-17)0 チュー・ハンチョウ(TPE)   
試合時間:0:30

トナミ運輸を退社し、第一線から退くをことを伝えられた古財選手ですが、その分、プレッシャーから開放され、肩の力が抜けたのでしょうか? 若手の前に厳然と立ちはだかっています。池田選手との一戦、どんな試合になるのでしょうか?

西本拳太(中央大1年)2(21-12、21-16)0 ロビン・ゴナンサ(SIN)  
試合時間:0:43

若手でただ1人、ベスト4に勝ち残った西本選手。コート上で若さが躍動しています。180Cm超えの大型選手。これからの活躍に、大いに期待をし、注目していきましょう。
「今はバドミントンをやってきて一番楽しいかもしれません。ナショナルメンバーに入れてもらって、合宿で日本のトップ選手たちといっしょに練習しているんですが、皆さん、スーパーシリーズで上位に行く選手ばかりじゃないですか? そんな世界でもトップの選手たちの球を受けていたので、この大会では同世代の選手たちの球が本当によく見えるんです。それが好調の理由だと思います」
質問への答えにも若々しさが滲み出ていて、好感が持てる若者でした。準決勝の相手は男子出場選手の最年長、竹村純選手です。

竹村 純(JR北海道)2(19-21、21-18、21-6)1 銭谷翔(トナミ運輸)
試合時間:1:03

昨日のレポートで銭谷選手の粘り強さ、あきらめない心を賞賛したのですが、竹村選手、その上を行くパフォーマンスでした。ワンゲームダウンから第2ゲーム、18オールから4ポイント連取でゲームオールにしてしまいます。こうしたゲームマネジメントは竹村選手の真骨頂と言えるでしょう。ファイナルは6本。銭谷選手が被ったダメージの大きさが窺い知れます。熟練の業に挑む若き西本選手。どんな試合になるか、楽しみです。

女子シングルス
今別府香里(ヨネックス)2(16-21、21-2、21-8)1 加藤美幸(倉敷中央高3年)  
1:03

今大会で目立つのは、ナショナルメンバーの多くが、ジュニア選手との対戦でゲームを失う場面です。今別府選手も例外ではありません。もちろん、ストレートで勝つに越したことはありませんが、ジュニア選手たちは真っ向から挑んでくるわけですから、そんな場面を全く無傷ですますことは困難とも思えます。今別府選手の場合、この後はほぼ完璧な展開だったわけですから、痛みも最小限と言えます。
「好調とは言い難いですね。でも、なんとか勝っているので。自分ができるプレイをしっかりやれれば、結果もついて来ると思います」

打田しづか(日本ユニシス)2(16-21、21-16、21-14)1 峰 歩美(ルネサス)
試合時間:1:14

昨年末、日本リーグでお会いしたとき、調子の良さへの手応えを感じているとおっしゃっていたのですが、春を迎えた今も好調を持続しているようです。そんな打田選手ですが、準決勝の相手は山口茜選手です。勢いだけでは語れない山口選手の強さをどう迎え打つのか?

山口 茜(勝山高1年)2(21-13、21-16)0 後藤 愛(NTT東日本) 
試合時間:0:30

衝撃的な光景でした。2回戦で楠瀬由佳選手(北都銀行)に勝利した山口選手が、続く準々決勝で、後藤選手をも破ったのです。得点差を見れば、山口選手の完勝です。
後藤選手のコメント:「彼女、強いです。一番驚いたのは動きの速さです。相手の球筋を予測してそこへ動く速さ。それが最大の特長。1本1本のショットが正確で、ミスも少ない。だからこそできる動きでもあると思うのですが、まるで彼女が動いたところに打たされているようでした。私が過去に対戦した国内外の選手には、彼女のようなタイプはいないですね。日本のジュニアのレベルが本当に上がっています。それを実感しました」

土井杏奈(ヨネックス)2(21-16、21-18)0 櫻本絢子(九州国際大付高3年)
試合時間:0:40

土井選手、この日1日で単で2、複で2の計4試合目です。そして全てに勝利しました。体力的には相当にきつかったことは明らか。けれど、充実した試合内容がそれを乗り越える原動力となったのでした。

男子ダブルス
黒瀬尊敏(和歌山県協会)&銭谷翔(トナミ運輸)ペア、数野健太&山田和司ペア(日本ユニシス)が準決勝進出を決めました。ジュニアの中にあって、経験値の高いことが、どれほどのアドバンテージとなるのか、彼らのプレイを見ていると痛感させられます。
黒瀬&銭谷ペアに挑むのはファン&リャオ(TPE)。一方、数野&山田ペアには井谷和弥&高橋知也ペア(大阪トリッキパンダーズ)が挑みます。

女子ダブルス
三木祐里子&米元小春ペア(北都銀行)2(21-18、26-28、21-9)1 今別府靖代&鈴木温子ペア(ヨネックス)
1:00

ファイナルまでもつれましたが、最後は三木&米元ペアの地力が勝りました。

松尾静香&渡邊あかねペア(NTT東日本)2(22-20、21-13)0 市丸美里&田中志穂(法政大3年)
試合時間:0:45

第1ゲームはどちらのペアにもチャンスはありました。先にゲームポイントをつかんだのは市丸&田中ペアでした。20-18。けれど松尾&渡邊ペアはここから4連続得点し、第1ゲームを奪いました。第2ゲーム。競ったのはインタバルまで。松尾&渡邊ペアはここから小刻みに連続得点を挙げ、13本に封じ込み、勝利を手にしました。後半は相手の球筋を見切ったかのように得点を重ねました。
試合後、松尾選手に好調さの理由を訊ねてみました。
「まず私たちのデータが全くないことでしょうか。相手は対策を立て難い。加えて渡邊選手が思い切った動きをするので、予測が難しい。加えてミスも少ないので、安定した戦い方ができています」
準決勝ではかつての同僚ペア、三木&米元ペアとの対戦です。

土井杏奈&内藤真実ペア(ヨネックス)2(21-19、19-21、21-19)1 新玉美郷&樽野 恵ペア(NTT東日本)
試合時間:1:20

土井&内藤ペアがナショナルメンバーの新玉&樽野ペアを破りました。なかなか崩れない土井選手のディフェンス。世界ランキング4位にまで上り詰めた内藤選手の卓越した技術と経験。一方の新玉&樽野ペアには、多くの期待が寄せられています。新玉選手の強烈なスマッシュは魅力的だし、樽野選手の配球術やラケット捌きの冴えには、持って生まれたと思えるほどです。

内藤真実選手の話:
「失うものはなにもないので、思い切りよくプレイができています。試合中でも練習の延長のようなイメージで、こういうプレイを試してみようと土井さんと話しています。そんな思い切りの良さが結果を伴っているかもしれません」

松尾&内藤ペア時代には気づかなかったのですが、今、それぞれが個々にコートに立ち、プレイをする様子を見ていると、彼女たちの強かった理由が見えてきます。ありふれた表現ですが、彼女たちはコートを俯瞰視しながら試合をしている。相手コート上の穴が見えるだけではなく、穴を作り出す為の配球や詰めに勝つべくして勝っている必然性を感じます。土井&樽野ペア、準決勝の相手は江藤理恵&脇田 侑ペア(トリッキーパンダース)。国際チャレンジのトーナメントで2週連続優勝を成し遂げ、昨年の覇者でもある脇田&脇田ペア。彼女たちの快進撃を阻む準備はできているのでしょうか?

 明日は各種目の準決勝が行われます。日本のジュニアの選手たちは女子シングルスの山口選手を除き、敗退してしまいましたが、頂点を目指し、準決勝では更に熱い戦いが見られることでしょう。