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OSAKA INTERNATIONAL CHALLENGE 2013


OSAKA INTERNATIONAL CHALLENGE 2013
4月3日(水)~7(日) 大阪府守口市

4月7日 観戦記



決勝

女子ダブルス
江藤理恵&脇田 侑(岐阜トリッキーパンダース)2(21-10、21-13)0 三木佑里子&米元小春(北都銀行)
試合時間:0:42

 2年ぶりの決勝進出を果たした三木&米元ペア。相手は奇しくも2年前と同じ、江藤&脇田ペアです。ナショナルメンバーでもある三木&米元ペアがリベンジを果たし、大阪国際初優勝を飾るのか? 或いは、国際大会2週連続優勝をし、好調を持続させている江藤&脇田ペアに分があるのか? 多くの興味をかきたてられる一戦です。
 ところが結果は全くの想定外、一方的な内容で終わってしまいました。
 前述しましたが、江藤&脇田ペアはポーランド、フランスと2週間の遠征を行い、いずれの大会でも優勝を果たし後、大阪入りしています。昨日の試合後も疲れがあることを隠そうともしませんでした。
「時差ボケもあって、体調は良くなかったのですが、今は世界選手権への出場権獲得に向けて、江藤さんと2人で頑張っている最中なので、スケジュールのきつさとかは苦になりません」(脇田選手)
 眼前に大きな目標を見据えるペアの充実感が、三木&米元ペアを上回ったとも言えます。
 試合を見ながら感じたのですが、江藤&脇田ペアは自分たちのリズムをとても大事にしながら試合を進めている、ということです。サービスを打つとき、受けるときに間合いを取り、2人の呼吸を合わせようとしている。そうした行為が結果的に、相手にリズムを作り出させないことにもつながっている。
 ペアとして熟成度の高さが招いた、当然の結果なのかもしれません。

混合ダブルス
ルキー・アプリ・ヌーグロホ&アニサ・サウフィカ(INA)2(21-16、21-19)1 リン・チャーユ&ワン・ペイロン(TPE)
試合時間: 0:32

"バドミントン王国"の威信は、この試合から十分に窺い知ることができました。やはりミックスには、独特の美しさがあります。それを満喫しました。

男子シングルス
古財和輝(龍谷大学職員)2(21-15、21-15)0 竹村 純(JR北海道)  
試合時間: 0:40

次代を担う若者たちの溌剌としたプレイにも大いに魅かれますが、長年、バドミントン界を担ってきた選手同士の試合にも、少なからぬ魅力を覚えます。点差は離れてしまいましたが、試合内容以上の温かみを感じることができました。
予選2試合を勝ち上がって本戦出場を果たした竹村選手は、今日がこの大会での7試合目。その内の2試合(準々決勝、準決勝)はフルゲームの接戦を戦い抜きました。今日の試合では、さすがに動きに切れを欠いて、古財選手に攻勢を許してしまいました。
竹村選手「古財君はプレッシャーから解放されてノビノビとプレイしていたような印象を受けました。僕の方はさすがに疲れがあって、気持ちは前に行っていたのですが、体がいうことをきいてくれなかったです」
古財選手「トナミ運輸を離れてからバドミントンを楽しんでプレイする機会が増えました。今回も勝たなきゃいけないという気持ちもなくて、試合でも肩の力が抜けて、"こうやって打てば決まるんだ"と思わせられることが多かったです。もっと早くに気づきたかったけど(笑)。でももう、選手としてより指導者としての道を選んだので、それを一番に考えていくつもりです。この大会ではドローに恵まれた部分もありました。手強いと思っていた池田さん(雄一・日本ユニシス、準決勝で対戦)にしても、今日の竹村さんにしても、僕とやるまでにキツイ試合をこなしていたから。でも優勝は心から喜びたいと思います」

女子シングルス
今別府香里(ヨネックス)2(22-20、21-16)0 山口 茜(勝山高1年)
試合時間:0:45

今大会最大のセンセーションを巻き起こした山口選手。その快進撃は遂に決勝で途絶えました。立ち上がりは素晴らしかったのです。今別府選手の球に素早く反応すると、レシーブから優位な状況を作り出し、ラリーを完全に支配してポイントを奪っていきます。今別府選手は後手を踏まされ、どうにかついていくのが精一杯のように見えました。山口選手が18-15とリードを広げた時には、このゲーム(というより試合そのもの)は山口さんが取るだろうと思ったものです。
「山口さん、強いです。去年の総合の時(2回戦で対戦、21-19、16-21、21-13で今別府選手が勝利)よりもっと速くなっていました。第1ゲームの終盤までは振り回されて決められて、ホントにしんどくて、気持ちが折れそうになりました」
それでも、この日の今別府選手には容易には折れない強い意思が備わっていました。15-18の劣勢から山口選手のミスが続いたこともあり、19-18と逆転に成功したのです。しかし、山口選手がただ者ではないことの証しが次のポイント。ストレートのカットをネット際に落とし、19オール。さらにもう1本カットでウィナーを奪い、ゲームポイントを先に迎えたのです。それでもこの日の今別府選手は勝負どころで強気の攻めを見せてくれました。スマッシュをボディに決めてデュース。さらにペースアップして、2連続ポイントで第1ゲームを奪ってしまいました。
結果的には、この第1ゲーム終盤の攻防が雌雄を決したことになりました。第2ゲームの序盤こそ山口選手優位が見えましたが、今別府選手は落ち着いて対処。11-6でインタバルを迎えます。
中盤以降、このアドバンテージを活かし、20-14のマッチポイント。2本、粘られましたが、最後、強烈なスマッシュでエースを奪い、ゲームセット。
今別府選手、大阪インターナショナルチャレンジ初優勝を決めました。
山口選手「今日はミスも多くて、悔しい気持ちが残る試合になってしまいました。第1ゲームの終盤までは思いどおりのプレイができていたように思います。でも最後の詰めのところでミスもあったし、今別府さんの追い上げも厳しかった。先輩の方たちは私が早く始めたい時にちょっとタイミングをずらしたりして、自分のリズムを作るのが上手です。試合の進め方も経験を重ねて勉強していかないといけない。今日は、昨日までとは違って、コートに立ってみたら体が重かったです。でも決勝まで勝ち上がったことで新しい経験も積めました。それが何よりの収穫です」
今別府選手「2010年大会の決勝で負けたことが今でも心残りとしてあって、今でも思い出すと悔し涙がこみ上げてきます。地元と言っていい大東の体育館で勝って、応援してくださる皆さんに恩返しをしたかったから、今日は勝てて本当に嬉しいです。第1ゲーム、キツイ時にあの時の悔しさを思い出して、ガマンして終盤に追いついて取って、試合そのものを優位に進められたことが勝因だと思います。国内での国際大会だけでなく、海外の、もっと強い選手がたくさん出てくる大会でも結果を残せるよう頑張ります」

男子ダブルス
数野健太&山田和司ペア(日本ユニシス)2(21-14、21-11)0 黒瀬尊敏(和歌山県協会)&銭谷 翔(トナミ運輸)
試合時間:0:25

以前、関係者の多くの方々から伺ったことがあります。
「強いダブルスプレイヤーになるには、シングルスでも、できるだけ高いレベルでの経験が必要です」
試合を見ながら、この言葉を思い出していました。山田選手はシングルスプレイヤーとして国際大会でも実績を残してきました。その山田選手が新年度からダブルスへ転身。ダブルスのスペシャリストとして経験豊富な数野選手とのペアが実現しました。
試合を重ねるごとに課題をクリアし、急速に強くなっているように思えていたのですが、今日の決勝戦が一番強くなっていたのかもしれません。
黒瀬&銭谷ペアは粘り強い巧者のイメージもあるペアですが、そのペアを向こうに回しながら、2ゲーム共に、序盤は競り合っていても、中盤以降、一気に引き離してしまう試合展開だったということは、数野&山田ペアのポテンシャルの高さの証明のように思います。この先の2人に注目です。
数野&山田ペア「初めての実戦、公式戦だったので、1つでも多く試合をすることが目標としていました。でももちろん、優勝も視野に入れていました。まだまだ荒削りなところばかりだし、勉強しなければならないことばかりで、楽しむ余裕などないのですが、上目指してやっていきます」

 大阪インターナショナルチャレンジ2013が閉幕。オリンピックの翌年ということもあって、よりフレッシュな大会となりました。そんな中で、日本人選手は将来を期待される若手選手の存在があり、その前に立ちはだかった経験豊富な選手の存在もあって、日本バドミントン界の将来性の高さも再確認できたように思います。
2016年リオデジャネイロオリンピック、そして東京開催を目指す2020年大会。ターゲットは明確化されています。そして、そこに向けた強化も、静かに熱く始まっています。