観戦記 12月23日
令和2年度 第74回 全日本総合バドミントン選手権大会
日程 | 種目 | 1コート | 2コート | 3コート | 4コート |
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12月22日(火) | 男子ダブルス・女子ダブルス1回戦 | 第1日目 1コート | 第1日目 2コート | 第1日目 3コート | 第1日目 4コート |
12月23日(水) | 男子・女子シングルス 混合ダブルス1回戦 | 第2日目 1コート | 第2日目 2コート | 第2日目 3コート | 第2日目 4コート |
12月24日(木) | 全種目2回戦 | 第3日目 1コート※ | 第3日目 2コート | 第3日目 3コート | 第3日目 4コート |
12月25日(金) | 全種目準々決勝 | 第4日目 1コート※ | 第4日目 2コート | 第4日目 3コート | - |
12月26日(土) | 全種目準決勝 | 第5日目 1コート※ | 第5日目 2コート | - | - |
12月27日(日) | 全種目決勝 | NHKBSで放送 | - | - | - |
12月23日(水)
世界トップレベルの選手が登場。どの試合も見逃せない。
男子シングルス
2020年12月22日町田市立総合体育館にて、日本一を決める全日本総合が開幕した。
桃田賢斗(NTT東日本)、常山幹太(トナミ運輸)、西本拳太(岐阜県バドミントン協会)ら
世界トップランカーは危なげない試合で二回戦進出を果たした。桃田と対戦した森口航士朗(埼玉栄高校3年)は試合後、
「一つ一つのショットが違う。オーラやタッチの速さが違う。同じフォームから打ってくるので、ショットがわからなかった」
と世界ランキング1位を肌で感じつつ、次に向けて気持ちを新たにしていた。
社会人1年目の秦野陸(トナミ運輸)の長身ながらコートを素早く動くプレーには、今後の成長を期待せずにはいられない。
また、常山明良(三菱自動車京都)が社会人ルーキーの川本拓真(日本ユニシス)をファイナルゲームの接戦で退け、どの試合も目が離せない。
(日立情報通信エンジニアリング)
女子シングルス
第8シードまでの選手が順当な勝ち上がりを見せた。
2019年の世界ジュニア選手権シングルス優勝と期待の高校生、郡司莉子(八代白百合学園高校3年)が
池内萌絵(七十七銀行)をストレートで下し、第1シードの山口茜(再春館製薬所)と対戦する。
「(自分は)向かっていく立場、ぶつかっていきたい」と郡司が話せば、
「相手は意識せず、挑戦を受ける側ではなく、対等な選手として戦いたい」と山口が話した。
ミックスダブルス
注目はミックスダブルスに専念した松友美佐紀と金子祐樹(ともに日本ユニシス)のペアは、山澤直貴/山口萌(法政大学)と対戦した。
1ゲーム目序盤は「相手のショットにうまく対応できず焦った」と金子が振り返ったように追いかける展開となる。
対応力と自力の勝る金子/松友が17-19から逆転し、22-20で奪う。
接戦を制した流れで金子/松友が連続ポイントなどで危なげなく奪い、2回戦への駒を進めた。
また、小野寺雅之/吾妻咲弥(早稲田大学)、仁平澄也/上杉夏美(明治大学)の大学生ペアが勝ち上がった。
生き生きした元気のよいプレーに期待したい。
池内萌絵(七十七銀行)
志田千陽(再春館製薬所)