結果
世界ジュニア選手権2019
開催地ロシア・カザン市
期間2019年9月30日~2019年10月13日
女子シングルス
決勝
- 郡司 莉子(八代白百合高)
- 21-13
- 12-21
- 21-14
- ZHOU Meng(中国)
女子シングルス
準決勝
- 郡司 莉子(八代白百合高)
- 21-16
- 21-19
- CHAIWAN Phittayaporn(タイ)
女子ダブルス
準決勝
- 鈴木 陽向(埼玉栄高)
- 大澤 佳歩(埼玉栄高)
- 7-12
- 21-16
- 17-21
- LIN Fang Ling(中国)
- ZHOU Xin Ru(中国)
男子ダブルス
準決勝
- 川本 拓真(埼玉栄高)
- 河村 翼(埼玉栄高)
- 11-21
- 18-21
- DI Zi jian(中国)
- WANG Chang(中国)
世界ジュニア選手権大会個人戦(6日目)の試合結果をご報告いたします。
女子シングルス準決勝に出場した郡司は、第1シードのタイの選手との対戦となった。過去の戦績では
一度も勝ったことがない選手であった。ゲームの始まりはお互いが自分のゲームにするために探り
合いながら進めていったが、郡司が先に仕掛けてゲームの主導権を握ると一気に畳み掛け1ゲームを
先取した。2ゲーム目は相手も更にスピードをあげてきたが、それに以上に郡司の動きの切れが増し、
スマッシュが決まりだす。しかし、終盤追いつかれ不利な展開になるも、引かずに攻め続け自らポイント
を奪い大金星をあげた。互いにミスがほとんどないハイレベルな試合であった。
男子ダブルス準決勝に出場した川本・河村は第1シードの中国の選手との戦いとなった。過去にも対戦
経験があり、勝ち星をあげたことがないペアであった。1ゲームの序盤から、川本が果敢にネット前に詰めて
ポイントを奪いにかかるが、更に強力なリターンで返球される。流れを掴もうとするも相手の鋭いスマッシュに
押され1ゲームを先制されてしまう。迎えた2ゲーム目ではネット前でのタッチを2人でさらに速く攻め、
前半を11-6でリードする。しかし、中国選手もネット際での戦いに対応しだし18-18の大接戦となる。
そこから、流れを掴んだのは中国ペアであった。サーブ際での勝負強さが差となり出て、3連続失点で
敗退した。敗退はしたものの、日本の男子選手にっての価値のある銅メダルになった。
女子ダブルス準決勝に出場した鈴木・大澤は、中国選手との対戦となった。1ゲームは、
相手選手の長身からのショットに対応できず、ミスが続き7-21で落とす。2ゲーム目では、対応を
変え、大きくコートを使い相手のミスを誘う展開を繰り広げ6-0までリードを広げる。その後、相手も
我慢をしてくるものの、流れを掴んだ鈴木・大澤は21-16で奪い返した。迎えたファイナルゲームでは、
序盤にミスが続き1-6まで離されるが、自分たちのリズムに戻し、10-11で前半を折り返す。
後半も大混戦となり、お互いが一歩も引かない展開で進んだが、先に先手を打ってきたのは中国ペアで
あった。スマッシュの連打で点数を4点差に広げられ、その差を埋めることができず惜敗した。
明日が最終戦になります。日本からは女子シングルスで郡司が出場しますので、ご声援のほど宜しくお願いします。
(日本選手団代表: 本多 裕樹)
混合ダブルス
準々決勝
- 熊谷 翔(聖ウルスラ英智高)
- 大竹 望月(埼玉栄高)
- 20-22
- 21-18
- 21-23
- JIANG Zhen Bang(中国)
- LI Yi Jing(中国)
女子シングルス
準々決勝
- 郡司 莉子(八代白百合高)
- 21-12
- 21-12
- WARDANI Putri Kusuma(インドネシア)
- 栗原 あかり(西武台千葉高)
- 13-21
- 17-21
- CHAIWAN Phittayaporn(タイ)
女子ダブルス
準々決勝
- 鈴木 陽向(埼玉栄高)
- 大澤 佳歩(埼玉栄高)
- 21-16
- 21-19
- MARWAH Nita Violina(インドネシア)
- SYAIKAH Putri(インドネシア)
- 宮崎 淳美(埼玉栄高)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 22-24
- 21-17
- 17-21
- KUSUMA Febriana Dwipuji(インドネシア)
- PRATIWI(インドネシア)
男子ダブルス
準々決勝
- 川本 拓真(埼玉栄高)
- 河村 翼(埼玉栄高)
- 21-13
- 21-15
- LIU De Wei(中国)
- ZHENG Xun Jin(中国)
世界ジュニア選手権大会個人戦(5日目)の試合結果をご報告いたします。
混合ダブルス準々決勝に出場の熊谷・大竹は、1ゲーム目沈める球でのミスが目立ち,その失点が後半に
響き20-22で落とす。2ゲーム目では二人の攻めが決まりだし、13で奪い返す。ファイナルゲーム
では、中盤に17-13とリードを広げるがミスにより流れが変わる。マッチポイントを2度掴むが逆転負け。
男子ダブルス準々決勝に出場の川本・河村は、序盤から低い展開でゲームを作り、攻めの形でゲーム
を進め勝利した。2人のコンビネーションも抜群であり、ミスもしない展開で進めることができた。
女子ダブルス準々決勝に出場した鈴木・大澤は、第1シードとの対戦となり、大混戦となった。
序盤先行されるが、2人の強烈なコンビネーションとラリー力で押し切り大金星の勝利となった。
内山・宮崎は、序盤からミスが続き大幅にリードされる。終盤追いつくが、奪いきれず1ゲームを落とす。
2ゲーム目では、中盤まで縺れるがラリーを制し奪い返す。ファイナルゲームに持ち込むと、長いラリーが
続き均衡が続くが、中盤からミスが続き大幅にリードされ、敗退した。
女子シングルス準々決勝に出場の郡司が最高のパフォーマンスを見せた。インドネシアのエースに対し
序盤こそ決められたが、それ以降は相手の決めにきた苦しい球をぎりぎりのところで返し、ラリーの主導権を
握り、得意のスマッシュで点数を重ね勝利した。栗原は第1シードの選手にラリーを勝負をしかけたが、
相手のタイミングをずらすショットに追い込まれてしまい1ゲームを落とす。2ゲーム目も同様の展開で
点差を広げられるが、中盤に我慢強いプレーで15-15まで追いつく。しかし、それでも相手選手は
確実にショットを決めにきて、流れを掴めず敗退した。経験値の差が点数差となって出たように感じる。
男子ダブルス・女子ダブルス・女子シングルス各1つずつのメダル合計3つが確定しました。
まずは明日の準決勝に照準を合わせ、全力で取り組んでいきたいと思います。
(日本選手団代表: 本多 裕樹)
女子シングルス
4回戦
- 郡司 莉子(八代白百合高)
- 13-21
- 21-13
- 21-19
- TAN Ning(中国)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 18-21
- 15-21
- ZHOU Meng(中国)
- 栗原 あかり(西武台千葉高)
- 21-11
- 21-11
- HAN Qian Xi(中国)
男子ダブルス
4回戦
- 川本 拓真(埼玉栄高)
- 河村 翼(埼玉栄高)
- 21-14
- 21-15
- RESTU Dwiki Rafian(インドネシア)
- WARDANA Bernadus Bagas Kusuma(インドネシア)
女子ダブルス
4回戦
- 鈴木 陽向(埼玉栄高)
- 大澤 佳歩(埼玉栄高)
- 21-19
- 21-17
- CHEN Ying Xue(中国)
- ZHANG Chi(中国)
- 宮崎 淳美(埼玉栄高)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 21-11
- 21-14
- BHATT Aditi(インド)
- CRASTO Tanisha(インド)
- 大竹 望月(青森山田高)
- 廣上 瑠依(ふたば未来学園高)
- 22-24
- 19-21
- LI Yi Jing(中国)
- LUO Xu Min(中国)
混合ダブルス
4回戦
- 熊谷 翔(聖ウルスラ英智高)
- 大竹 望月(埼玉栄高)
- 21-18
- 21-19
- ESPERSEN Rasmus(デンマーク)
- BUSCH Christine(デンマーク)
世界ジュニア選手権大会個人戦(4日目)の試合結果をご報告いたします。
混合ダブルス4回戦に出場の熊谷・大竹は日々コンビネーションが良くなり、相手の逆をしっかり狙いながら点数を取り、勝利した。
女子シングルス4回戦に出場の郡司は、序盤から相手の攻撃に対応できず1ゲームを落としてしまう。
続く2ゲーム目では緩急を入れ相手をまわして奪い返す。迎えたファイナルゲームでは相手が攻撃を
果敢に仕掛けてきて13-17と離されるが、郡司も負けずスピードを上げ大逆転勝利した。
栗原は、シード選手との対戦であったが、終始自分のペースでゲームを進めることができ勝利した。
内山は、序盤から早い球回しで仕掛けるが自分から出してしまうゲームになり、相手に主導権を握られ先取される。
2ゲームでは、自分のテンポで進みリードをしていたが、フォルトを取られ流れを失い相手に逆転を許してしまいそのまま敗退した。
女子ダブルス4回戦に出場した大竹・廣上は1ゲーム目ゲームポイントを握るも落としてしまう。
迎えた2ゲーム目では19-16とリードするが、5点連続ポイントを取られ敗退した。
鈴木・大澤組は完璧なゲーム運びでゲームを進め、勝利をものにした。
内山・宮崎は相手のレシーブに回される展開も見受けられたが、勝負所で確実にポイントを奪い勝利。
大竹・廣上は団体戦でも対戦している選手がいるペアとの戦いであった。
どちらも一歩も引かないシーソーゲームのなか、先にゲームポイントを取るが勝ち切れず先取される。
臨んだ2ゲーム目も同様の展開で19-16でリードをするものの、後半の相手の怒涛の攻めにより5連続失点で敗退した。
男子ダブルス4回戦に出場した河村・川本は、インドネシアペアと対戦をするが、
川本のサーブ周りでの得点と河村の後衛からの攻めで押し切り、勝利した。
明日はメダルをかけた大切な勝負になります。ご声援よろしくお願いします。
(日本選手団代表: 本多 裕樹)
男子シングルス
4回戦
- 内野 陽太(埼玉栄高)
- 13-21
- 9-21
- SU Li Yang(チャイニーズタイペイ)
- 川本 拓真(埼玉栄高)
- 9-21
- 5-21
- POPOV Christo(フランス)
女子シングルス
3回戦
- 郡司 莉子(八代白百合高)
- 21-15
- 21-12
- SCHULZ Amalie(デンマーク)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 21-13
- 21-13
- GOLUBEVA Mariia(ロシア)
- 栗原 あかり(西武台千葉高)
- 21-10
- 18-21
- 21-14
- NG Talia(カナダ)
男子ダブルス
3回戦
- 川本 拓真(埼玉栄高)
- 河村 翼(埼玉栄高)
- 21-18
- 21-12
- KULISEK Vit(チェコ)
- SVEJDA Tomas(チェコ)
- 柴田 拓実(埼玉栄高)
- 西 大輝(乙訓高)
- 24-26
- 16-21
- WONG JiaHao Howin(シンガポール)
- YONG Chuan Shen Aaron(シンガポール)
女子ダブルス
3回戦
- 鈴木 陽向(埼玉栄高)
- 大澤 佳歩(埼玉栄高)
- 21-7
- 21-19
- URELL Edith(スウェーデン)
- WANG Cecilia(スウェーデン)
- 宮崎 淳美(埼玉栄高)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 21-12
- 21-18
- LAI Crystal(カナダ)
- ZHANG Wen Yu(カナダ)
- 大竹 望月(青森山田高)
- 廣上 瑠依(ふたば未来学園高)
- 21-8
- 21-10
- CHI Natalie(アメリカ)
- NGO Katelin(アメリカ)
混合ダブルス
2回戦
- 熊谷 翔(聖ウルスラ英智高)
- 大竹 望月(埼玉栄高)
- 21-7
- 21-15
- BJORKLER Gustav(スウェーデン)
- URELL Edith(スウェーデン)
- 河村 翼(埼玉栄高)
- 大澤 佳歩(埼玉栄高)
- 21-13
- 21-13
- ZHAO Otto Xing(オーストラリア)
- EA Kaitlyn(オーストラリア)
- 西 大輝(乙訓高)
- 宮崎 淳美(埼玉栄高)
- 22-10
- 21-7
- YU Jack(オーストラリア)
- YU Angela(オーストラリア)
3回戦
- 熊谷 翔(聖ウルスラ英智高)
- 大竹 望月(青森山田高)
- 21-16
- 21-19
- SOTHON Sirawit(タイ)
- SUWATNODOM Pomnicha(タイ)
- 河村 翼(埼玉栄高)
- 大澤 佳歩(埼玉栄高)
- 21-19
- 12-21
- 16-21
- CHEN Xu Jun(中国)
- ZHANG Chi(中国)
- 西 大輝(乙訓高)
- 宮崎 淳美(埼玉栄高)
- 7-21
- 21-16
- 9-21
- KO Shing Hei(ホンコンチャイナ)
- TEUNG Pui Lam(ホンコンチャイナ)
世界ジュニア選手権大会個人戦(3日目)の試合結果をご報告いたします。
混合ダブルス2回戦に出場の熊谷・大竹、西・宮崎、河村・大澤組それぞれ勝利し3回戦に駒を進めた。
迎えた3回戦では、熊谷・大竹が自分たちのリズムを作り接戦をものにする。
西・宮崎、河村・大澤組はどちらもファイナルゲームにもつれ込むゲームとなったが、流れを掴むことができずに敗退。
女子シングルス3回戦に出場の郡司、内山は終始自分のペースで勝利。
栗原は、相手のストロークに苦しめられファイナルゲームに縺れる。しかし、序盤から動きを加速させ主導権を握り、勝ち切った。
男子シングルス4回戦に出場した内野は、相手のスピードに対応できず敗退。
川本は序盤からスピードを出し決めに行くがそのほとんどが相手に対応されなすすべなく敗退した。
男子シングルスはベスト32で全て敗退してしまった。
ベスト16に残っている選手は体格もあり、スピードがある選手たちばかりである。
そのショットとスピードに対応できる技術を磨かなければ勝ち残れないと感じた。
女子ダブルス3回戦に出場した大竹・廣上はリードを許すことなく完勝。
内山・宮崎、鈴木・大澤組は途中競る展開こそ見られたが、勝負どころでしっかり抑え勝利した。
男子ダブルス3回戦に出場したは、川本・河村は、相手のパワーに押されミスを誘われる展開もあったが、
スキルが上回り、ゲームを制しながら勝利した。
西・柴田は、1ゲームで20-20の展開に縺れ、3度のゲームポイントを奪うがサービス周りで簡単に失点してしまい落とすと、
2ゲームは、相手の攻めに押し切られ敗退した。
明日はベスト8を決める試合になります。
特に女子シングルスは全員が中国との対戦となり、山場が多い試合が予想されます。
全力を尽くし、勝ちにこだわるゲームをしてきます。
(日本選手団代表: 本多 裕樹)
男子シングルス
3回戦
- 稲光 翔太郎(ふたば未来学園高)
- 10-21
- 23-25
- DONG Tian Yao(中国)
- 内野 陽太(埼玉栄高)
- 21-19
- 21-15
- BIANCHINI Alexander(カナダ)
- 川本 拓真(埼玉栄高)
- 21-11
- 21-8
- HUNG Kuei Chun(チャイニーズタイペイ)
女子シングルス
2回戦
- 郡司 莉子(八代白百合高)
- 21-5
- 21-6
- MORK Marie(ノルウェー)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 21-13
- 16-21
- 21-8
- GRUNDTVIG Sophia(デンマーク)
- 栗原 あかり(西武台千葉高)
- 21-16
- 21-16
- FATENANI Aisyah Sativa(インドネシア)
男子ダブルス
2回戦
- 川本 拓真(埼玉栄高)
- 河村 翼(埼玉栄高)
- 21-14
- 21-16
- TANG Ricky(オーストラリア)
- ZHAO Otto Xing De(オーストラリア)
- 柴田 拓実(埼玉栄高)
- 西 大輝(乙訓高)
- 21-13
- 21-14
- LEONG Iok Chong(マカオ)
- VONG Kok Weng(マカオ)
- 熊谷 翔(聖ウルスラ英智高)
- 藤澤 佳史(聖ウルスラ英智高)
- 18-21
- 18-21
- CARNANDO Leo Rolly(インドネシア)
- MARTHIN Daniel(インドネシア)
女子ダブルス
2回戦
- 鈴木 陽向(埼玉栄高)
- 大澤 佳歩(埼玉栄高)
- 21-14
- 21-12
- HARRIS Abbygael(イングランド)
- WARNER Hope(イングランド)
- 宮崎 淳美(埼玉栄高)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 21-16
- 21-6
- ANDREW Rachel(スコットランド)
- CAMERON Rachel(スコットランド)
- 大竹 望月(青森山田高)
- 廣上 瑠依(ふたば未来学園高)
- 21-2
- 21-10
- GOLUBICKAITE Samanta(リトアニア)
- MOCKUTE Gabija(リトアニア)
混合ダブルス
1回戦
- 熊谷 翔(聖ウルスラ英智高)
- 大竹 望月(埼玉栄高)
- 21-16
- 21-18
- ANTOSKA Andrej(スロバキア)
- VOJTEKOVA Lucia(スロバキア)
- 柴田 拓実(埼玉栄高)
- 廣上 瑠依(ふたば未来学園高)
- 18-21
- 21-17
- 16-21
- CHIANG Chien Wei(チャイニーズタイペイ)
- WANG Xin Yu(チャイニーズタイペイ)
- 西 大輝(乙訓高)
- 宮崎 淳美(埼玉栄高)
- 21-3
- 21-8
- NAZURUDHEEN Vaheed Arshath Mohamed(ウガンダ)
- NALUWOOZA Tracy(ウガンダ)
世界ジュニア選手権大会個人戦(2日目)の試合結果をご報告いたします。
混合ダブルス1回戦に出場の熊谷・大竹、西・宮崎組は確実にポイントを重ね勝利。
柴田・廣上はファイナルゲームまで縺れる展開になったが、後半沈めきれずに相手に打たれ敗退。
男子シングルス3回戦に出場した、内野・川本は自分たちのゲーム運びで勝利。
中国と対戦した稲光は、2ゲーム目で善戦するも、後半相手の攻めに引いてしまい敗退した。
女子シングルス2回戦に出場した郡司は完勝した。
内山は相手の勢いとタッチの早いショットに戸惑うがファイナルゲームでは序盤から仕掛け完勝。
栗原は、インドネシアの選手との対戦となり多彩なショットに
翻弄される展開もあったが、安定のラリーで相手のミスを誘い勝ち切った。
女子ダブルス2回戦に出場した鈴木・大澤、内山・大竹、大竹・廣上組は、攻守ともに相手を上回り、
落ち着いたゲーム運びで点数を積み重ね、全ペアが圧巻の勝利。
男子ダブルス2回戦では、川本・河村、西・柴田組が実力の差を見せつけ安定の勝利。
藤澤・熊谷は1ゲーム、2ゲーム共に序盤リードをするが、14~16点付近で追いつかれてしまう。
後半は競るものの最後の2,3点のゲームメイクで相手が上回り、敗退してしまった。サーブとネット周りでの
点数の取り方が格別に上手く、勝ち方を知っているところに差があったように感じた。
明日はベスト16を決める試合になります。引き続き応援のほど宜しくお願いします。
(日本選手団代表: 本多 裕樹)
男子シングルス
2回戦
- 稲光 翔太郎(ふたば未来学園高)
- 21-6
- 21-8
- VAHEED Arshath Mohamed Nazurudheen(ウガンダ)
- 内野 陽太(埼玉栄高)
- 21-16
- 21-12
- AO Fei Long(マカオ)
- 武井 凜生(ふたば未来学園高)
- 18-21
- 21-13
- 21-23
- PLYAWATCHARAVIJIT Setthanan(タイ)
- 川本 拓真(埼玉栄高)
- 21-7
- 21-15
- BJORKLER Gustav(スウェーデン)
女子シングルス
1回戦
- 栗原 あかり(西武台千葉高)
- 21-5
- 21-1
- DARKHANBAATAR Kherlen(モンゴル)
- 郡司 莉子(八代白百合高)
- 21-15
- 21-17
- MEHTA Saloni Samirbhai(香港)
- 杉山 薫(ふたば未来学園高)
- 12-21
- 15-21
- ZHANG Wen Yu(カナダ)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 21-14
- 21-12
- CHENG Sin Yan Happy Serena(香港)
男子ダブルス
1回戦
- 柴田 拓実(埼玉栄高乙訓高)
- 西 大輝(埼玉栄高乙訓高)
- 21-14
- 21-18
- CHEN Yunzhi(カナダ)
- JIA Colin(カナダ)
女子ダブルス
1回戦
- 大竹 望月(青森山田高)
- 廣上 瑠依(ふたば未来学園高)
- 21-7
- 21-15
- MUDIYANSELAGE Panchali Adhikari(スリランカ)
- GESHANI Abeywickrama Chamudi(スリランカ)
- 宮崎 淳美(埼玉栄高)
- 内山 智尋(ふたば未来学園高)
- 21-5
- 21-7
- AFONOSO Mariana(ポルトガル)
- NEVER Mariana(ポルトガル)
世界ジュニア選手権大会個人戦(1日目)の試合結果をご報告いたします。
男子シングルス2回戦に出場の川本、稲光、内野は危なげなく勝利。
武井はシード選手で長身の選手との対戦となり、相手のスマッシュに対応できず1ゲームを落とすが、
得意のネットや細かい展開にもっていきファイナルゲームにもつれ込む。
低い展開でゲームを進め20-18とマッチポイントを握るもあと一点が取り切れず敗退した。
女子シングルス1回戦に出場の郡司、内山は共に香港選手と対戦となり、
どちらも癖のあるショットに苦戦を強いられるもスキル・フィジカル面で上回り勝利する。
栗原は終始リードし完勝した。
杉山は相手のミスで点数を加算するもスピード・パワー面での差がみられ相手に押し切られてしまい敗退した。
男子ダブルス1回戦に出場の西・柴田は中盤こそ競るもののネット際での攻防で優位に立ち、勝ち切った。
女子ダブルス1回戦に出場の大竹・廣上、内山・宮崎組は共に序盤からリードを広げ勝利した。
全体的に2,3年生は、経験やフィジカル面が成長している分勝てているように感じる。
1年の武井、杉山に関しては、1年生で世界ジュニアを経験できたことを今後に繋げていかなければならない。
明日は全種目が入ります。引き続き最善を尽くし勝ちに徹していきます。
(日本選手団代表: 本多 裕樹)
世界ジュニア選手権大会個人戦(7日目)の試合結果をご報告いたします。
女子シングルス決勝に出場した郡司は、団体戦でも対戦した中国選手との対戦となった。団体戦では、
郡司の一方的な攻めで勝利したが、個人戦を見る限り、中国選手も大会期間中に状態が上がってきている
様子であり、混戦が予想される試合となった。ゲームが始まると、序盤から郡司が仕掛けだし、相手の
守備を貫くショットを連発し、団体戦同様の展開で21-13で先取する。2ゲームもその流れが止まらず、
3-0まで郡司のショットが決まり、そのままの流れで行くかと思いきや、1発のミスにより流れが変わり
7点連続の失点をしてしまう。その後も、仕掛けるショットでの精度を欠き、2ゲームを12-21で奪われ、
ファイナルゲームにもつれ込む。折り返しまでサーブミスやサイドミスが目立つ展開ではあったが、
郡司のゲーム展開で11-8で折り返す。出だしから郡司が仕掛け会場中が郡司の応援になり、最後まで
攻め抜き勝利し、山口茜以来の優勝となった。
今大会を振り返ると、勝負は本当に僅差での戦いばかりであった。その中でも、勝ち抜き入賞したメンバーは、
今年1年間をかけて海外で経験を積んだ選手であった。強化の成果が結果に直結していると感じられた。
その反面、それ以外の選手がすべて勝負所で負けてしまったというところが今後の日本チームとしての
反省点でもあると感じた。
今大会で日本選手団が勝ち取ったメダルは、団体戦銅メダル、女子シングルス金メダル、
男子ダブルス銅メダル、女子ダブルス銅メダル、合計4つを獲得することができました。
皆様のご支援ご声援、誠にありがとうございました。
以上をもちまして、今大会の全日程の報告を終了いたします。
(日本選手団代表: 本多 裕樹)